2023/4/3
曾許乃御立神社 招魂祭
4月1日 浜松市西区呉松町 曾許乃御立神社・通称「鹿島さま」にて、桜満開の下4年ぶりに招魂祭が執り行われました。ここは、明治維新・日清日露・大東亜戦争で命を落とされた御霊をお祭りするために毎年4月1日と決め開催されています。
前日の3月31日に、毎月自由広場として境内を利用させていただいていますので、プラット庄内のメンバーによる草取りなどの奉仕活動をさせていただきました。

まず野中斎主による「修祓の儀」より始まり、「祝詞奏上」の後、来賓(城内代議士・鈴木県議)の挨拶がなされ、玉串奉典へと続く式が進行しました。また、幕の外では自由参加されています人のために、献水の場が設けてありました。

各町遺族会の参加者が減少傾向にあり、引き継がれていかなければならない「感謝と不戦の誓い」を確かめる大切なお祭りを縮小させては、御霊様に対して申し訳ないと思い、初の試みで「神前奉告祭」の間と玉串奉典時に、庄内フィルハーモニー代表の浜名さん{本年度より正会員)と内山さんのお琴クラブ4名様に御協力いただき演奏を実施いたしました。まずソロでフルート演奏による「愛國行進」や「海ゆかば」に始まり昭和初期メドレー数曲を演奏してもらい、最後に中山博さんの指揮?のもと、全員で「ふるさと」の大合唱を行いました。続いて招魂祭が開始されるまで、桜の季節にぴったりのお琴演奏を行っていただきました。




この度招待客として、オイスカ国際高等学校の鬼石校長はじめ事務局長と「ウクライナからの留学生」が参加されました。今も戦禍にある「ウクライナ」より、日本語教育をうけて自立を目指す学生に、日本の風習や風土の体験を通して共感頂き、平和を願いつつ不幸な戦争で、命を落とされた方々の冥福を共に祈りたいものです。一刻も早い終結を祈るばかりです。興味を示された留学生が、お琴を教えてもらい弾いている笑顔が大変素晴らしく、これが国籍に関係なく本来の人間同士が分かち合える姿と確信を持ちました。


